この記事では3人で麻雀を行う「三人麻雀」について、
- 三人麻雀の基本ルール
- 三人麻雀の魅力
- 三人麻雀と四人麻雀の違い
- 三人麻雀が遊べるネット麻雀
などについて詳しく解説します。
ネット麻雀、最近ではフリー雀荘でも三人麻雀が遊べるお店が増えてきました。
三人麻雀は3人が集まればできるので遊びやすく、四人麻雀と違ってスピーディーで高い手も作りやすいゲームです。
四人麻雀と違った面白さがあるので、三人麻雀について詳しく知りたい!という方はぜひチェックしてみてください!
三人麻雀とは?どんな麻雀?
三人麻雀(通称「三麻(サンマ」)は文字通り3人で麻雀を行います。
もともとメンツが揃わなかったときのための暇つぶし用に開発されたルールです。
昭和初期ごろから三人麻雀のルールが生み出され、西日本エリア、特に大阪や四国で流行りました。(なので関西の雀荘は三人麻雀のお店がとても多いです)
今でも「麻雀といえば三人麻雀」というくらい、根強い三麻愛好家が多いです。
ここで三人麻雀の面白さ、魅力を紹介します。
- 四人麻雀よりもアガリやすい、簡単にテンパイができる
- 展開がスピーディーなのでサクサク打てる
- 四人麻雀よりも高い手が作りやすい(役満もたくさん出る!)
- 高い手が作りやすいから逆転しやすい(されやすいw)
- メンツが少なくてもすぐに打てる(二人誘えばOK)
四人麻雀と違って、とにかく高い手がバンバンでるし、サクサク打てるし、メンツも二人揃えばすぐに打てるので、一生遊んでられるレベルです。
自分ももともと四人麻雀を打ち続けていましたが、三人麻雀を始めてからは四人麻雀が打てない体になってしまいましたw
それほど三人麻雀は中毒性が高く、めちゃくちゃおもしろいルールになっています!
三人麻雀の基本ルール
3人で麻雀を行うので四人麻雀とは扱う牌やゲーム進行などが大きく異なります。
ここでは三人麻雀の基本ルールを詳しく解説します。
三人麻雀で使用する牌
三人麻雀の最大の特徴として萬子(マンズ)の2~8を使用しません。
全部で27種108枚を3人で分け合ってゲームを進めることになります。
マンズの真ん中を使わなくなるので四人麻雀とは異なった特徴が出てきます。
- 有効牌がツモりやすくなり、一発/裏ドラが乗りやすい
- 三色同順が作れない
- タンヤオが作りづらく、染め手が作りやすい
- 対子/暗刻になりやすい(七対子や一盃口、三暗刻が作りやすい)
- 無筋の危険度が高くなりやすい
マンズの2~8を使わないだけで四人麻雀とはかなり性質が異なるので要注意です。
- マンズがドラの場合はどうなりますか?
-
表ドラが「1」の場合は「9」、「9」の場合は「1」がドラになります。
北家を使わない(東南西の3局で行う)
プレイヤーが3人しかいないので東家・南家・西家しかいません。なので三人麻雀は北家は存在しません。
そのためゲーム進行も四人麻雀の東南戦なら計8局(東→南→西→北を2回)行いますが、三人麻雀の場合は全部で6局(東→南→西を2回)、四人麻雀よりも2局少なくなります。
局数が少なくなるので四人麻雀よりもゲーム進行が早いという特徴があります。
また北家がいないので、風牌の北の扱いやツモの点数計算が四人麻雀と大きく異なります。
ルールによって北を「抜きドラ」として扱ったり、翻牌(白發中)と同じように役牌として利用したりします。
北の扱いや点数計算については後ほど詳しく解説します。
チーができない
三人麻雀は「ポン」「カン」は出来ますが、「チー」が出来ません。
3人しかいないので上家がいない席があるのと、ゲームスピードが早い三麻では早アガリを防ぐためにチーが禁止されています。
チーが出来ない事により四人麻雀では主流の「クイタン」が作りづらくなっています。
(他にも一気通貫やチャンタも作りづらくなっています)
またポンしか出来ないので四人麻雀と比べると鳴きがそれほど強くなく、門前(一回も鳴かない)で手を進めることが基本になります。
Mリーガーの小林剛プロや鈴木たろうプロのように鳴いて相手を交わす、といった動きが出来ないようになっているのもポイントです。
チーが出来ないことによる影響や特徴についてはこちらの記事を御覧ください。
抜きドラ
三人麻雀のルールによっては特定の牌をツモったときに、チーやポンのように右に晒して嶺上牌から牌を持ってくる、という「抜きドラ」ルールがあります。
抜いた抜きドラ1枚につきドラ1として数えます。
抜きドラを採用しているルールではドラの枚数が多くなるので平均打点が高くなります。
抜きドラがあれば簡単に満貫・跳満・倍満が作れるので、展開が派手な麻雀になります。
抜きドラに使用する牌は主に
・北
・花牌
・マンズ(主に東天紅で使用)
の3種類です。基本的に抜きドラを使うのは一種類だけですが、東天紅などの特殊ルールによっては数種類の抜きドラを使います。
高打点をバンバン出す激しいルールが好き!という人はぜひ抜きドラありのルールを採用してみてください。
風牌:「北」の扱いについて
三人麻雀では風が東・南・西のみであり、北家が存在しません。そのため、北の牌を特殊扱いとするルールが多く存在します。
「抜きドラ」として扱う
先程紹介した抜きドラとして北を扱います。手牌に北があれば右に晒して嶺上牌から牌を補充します。
抜いた北は1枚に付きドラ1として数えます。
ルールにもよりますが、抜きドラとして扱う場合、
- 河に捨てることができ、抜かなくても手牌として使える
- 河に捨てることが出来ず手牌として使えない(国士無双など必ず北を使う役満の場合OK)
- 手牌に対子であれば相手の抜きドラでポンができる
などなど、細かいルールが設定されています。
ちなみにネット麻雀、「雀魂」・「天鳳」の三麻ルールだと北は手牌に使えるし、河に捨てることが出来ます。
フリー雀荘だと河に捨てることが出来ないルールが主流です。
共通役牌として扱う
北を抜きドラとして扱わない、花牌を抜きドラとして使う場合は北は共通役牌として扱います。
三元牌(白發中)と同じで鳴いたら役として扱います。
共通役牌として扱う場合は役牌の種類が増えるので少しだけ役を作りやすくなっています。
国士無双、字一色、小四喜大四喜といった役満もほんの少しだけ狙いやすくなっているのもポイントです。
北を共通役牌として扱うルールは主にネット麻雀「MJモバイル」で採用されています。
オタ風として扱う
北家がいないので北はオタ風(役にならない)として扱うルールもあります。
まれにオタ風だけど常時ドラとして扱うルールもありますが、現在は採用しているお店は少ないです。
持ち点/ウマについて
三人麻雀は四人麻雀と違って高打点が出やすいため、35000点持ちの40000点返しが基本です。
またウマも特殊なルールを採用していることもあります。
基本は二着0-三着▲20という順位ウマを採用しています。
フリー雀荘では「沈みウマ」というルールを採用しており、40000点未満の場合は追加でウマが発生するというルールです。
例えば二着でも40000点があるかないかでスコアで±10~20ほど差がつくこともあります。
またほとんどのルールで0点以下(未満)になると「トビ」となりゲームが終了するルールを採用しています。
高打点が出やすい三麻ではいかにトビにならないか、40000点以上を確保するかなど、素点の意識が重要になります。
三人麻雀の点数計算
三人麻雀はプレイヤーが3人しかいないのでツモの場合点数計算が四人麻雀と異なります。いないもうひとりの分の点数をどうするかはルールによって異なります。
三人麻雀では主に「ツモ損」ルールを採用しているかそうでないかで点数計算を決めます。
ツモ損(天鳳/雀魂で採用)
ツモでアガった場合、点数計算は四人麻雀と同じように計算しますが、二人分しかもらえないというルールです。
主にネット麻雀の天鳳・雀魂で採用されているルールです。
文字通りツモの場合はロンよりもらえる点数が少なくなるので損になる、という決まりです。
例えば親の満貫ツモだと通常は12000点になりますが、二人からしらもらえないので8000点。4000点の損になってしまいます。
跳満倍満になると損になる点数が大きくなるので、ツモ損ルールの場合はなるべくロンアガリを狙えるようにする必要があります。
同時に自分がロンで振り込んでしまうとツモよりも更に点数を払うことになるので、なるべく放銃しないように押し引きを考える必要があります。
ツモ損なし(フリー雀荘/MJ/麻雀格闘倶楽部)
ツモ損なしの場合、ツモアガリでもロンと同じ点数計算になるよう計算するルールです。
通常「丸取り」、関西では「まるっぽ」と呼ばれています。
親のアガリの場合は点数を[1:1]に振り分け、子2人が均等に親に点数を支払います。
子のアガリの場合は[子1:親2]、もしくは親も子も[1:1]に点数を振り分けて計算します。
主に関西の三麻フリー雀荘で採用されており、最近は関東の三麻でも主流のルールになっています。
ネット麻雀ではMJモバイル、麻雀格闘倶楽部で採用されています。
三麻は打点が高くなりやすいので、ツモ損なしのルールだとツモでも大きく点数が動きます。
特に親の高打点ツモだと大きく点差が変わるのでツモがかなり強いルールになっています。
三人麻雀のいろんなルール
ここまで三人麻雀の基本ルールについて解説しました。
三人麻雀は古今東西いろんなルールがあります。100の雀荘があれば100のルールがあると言われるほど多種多様です。
ここでは有名なネット麻雀やフリー雀荘、セット麻雀で主に遊ばれているルールを簡単に紹介します。
【ネット麻雀】天鳳/雀魂の三麻ルール
- 完全順位戦(雀魂は収支戦だが順位ウマがかなりでかい)
- 赤ドラは5に1枚づつ
- 抜きドラは北を使用(北は客風牌として手牌に使え、河に捨てれる)
- 抜きドラを抜いてアガると嶺上開花がつく
- ツモ損を採用(子の満貫ツモは6000点)
ネット麻雀ではユーザー数が多い天鳳/雀魂の三麻ルールです。
特徴的なのは完全順位戦であること。どれだけ点数を持っていてももらえるポイントは一切変わらない、というルールです。
※雀魂は素点でポイントが変わるが、順位ウマのウェイトが非常に大きいので実質順位戦
またツモ損を採用しているため放銃したときの失点が痛いこともあり、押し引きのセンスが問われるゲーム性になっています。
天鳳/雀魂はスマホやPCで無料で遊べるゲームなので、三麻に興味を持った人は気軽に遊べるのでおすすめです!
【ネット麻雀】MJモバイルの三麻ルール
- 収支戦(ウマ0-20)
- 赤ドラは5に1枚づつ
- 抜きドラ不採用
- 北は共通役牌
- ツモ損なし(丸取り形式)
ネット麻雀では有名なMJモバイルの三麻ルールです。
天鳳/雀魂と違ってこちらは抜きドラを採用せず、ツモ損がないという点が特徴です。
他のルールと比べると点数の動きは若干マイルドになっています。
ややこしいルールが無いので四人麻雀を打っている人でも遊びやすいのがポイントです。
またMJモバイルでは「ギャンブル卓」という特殊ルールを採用している卓があります。
・表ドラと赤ドラが二枚どつ、一発裏ドラ赤ドラでチップがもらえる
・局が進むたびに赤ドラが増えるルール
・割れ目の人が点数のやり取りが二倍になる割れルール
・一局で終わる「一局戦」
などなど、フリー雀荘に近いインフレルールも遊ぶことが出来ます。
MJモバイルもスマホ・PCで無料で遊べるので三麻初心者にもおすすめです!
【フリー雀荘】関西三麻
関西の三人麻雀フリー雀荘で広く採用されているルールです。
四人麻雀はもちろん、通常の三人麻雀とは大きく異るルールを採用しているのがポイントです。
- 収支戦
- 沈みウマを採用
- 赤ドラは5に全部
- 抜きドラあり
- 北は共通役牌
- ツモ損なし(丸取り形式)
- ツモ平和なし(ツモだと平和がつかない)
- 完全先付け(なしなし)
- 南場は親はノーテン連荘
ドラが裏ドラ合わせて20枚とかなりのインフレルールになっています。
ツモ損もなしなので親でも簡単に倍満ツモを作れてしまうという激しいルールになっています。
その他ツモ平和がなかったり、クイタンがなかったりなど四人麻雀とは大きく異るルールが採用されているのが特徴です。
最近関東でも同様のルールが打てるフリー雀荘が増えています。関東では四人麻雀からでも遊びやすいように、
・ツモ平和あり
・アリアリ(クイタンあり後付けあり)
・南場もテンパイ連荘
と、四人麻雀を打っている人でもわかりやすいルールになっています。
ドラが多く高打点が飛び交うルールなので激しいルールが好きは人にはおすすめです。
【フリー雀荘】名古屋三麻(二翻縛り三麻)
名古屋のフリー雀荘で主流のルールです。
文字通りアガったときに必ず二翻ないとチョンボになる、という特殊なルールです。
ロンのときでもドラ以外で役をつける必要があるので、リーチにプラスしてタンヤオや一盃口、もしくは七対子・一気通貫といった役を作る必要があります。
もしリーチしか役がない場合は手牌をすべて晒してリーチをする「オープンリーチ」をかける必要があります。
リーチなのに待ちを晒してしまうのでかなりリスキーな選択になってしまうので、なるべく役を作ってリーチを打つ、という戦術が求められます。
二翻縛りがあるのでテンパイ即リー!ではないので、他の三麻とは一味違う麻雀になっています。
手役を狙う、玄人好みの麻雀が好きな人にはとことんハマるルールですね。
東天紅(一局精算三麻)
関東の三麻といえば「東天紅」というルールが主流でした。
東天紅とは通常の点棒を使う三麻とは大きく異なります。
・点棒は使わず、1点2点という単位で計算する
・東場南場がなく、常に東1局でスタート(オーラスが無い)
・「ガリ」という特殊な抜きドラを使う(主にマンズと北)
・「門前」「バンバン」など特殊な役を使う
点棒を使わず、局が進まないので誰かがやめるまで無限に遊べることができるルールです。
抜きドラが多く展開も非常に早く、サクサク打つことができるためギャンブル好きの人に親しまれています。
役はほぼ関係なく、とにかくオリずにアガることが大事なルールなので初心者でも牌効率の練習になったりするのでおすすめです。
2時間もあれば十分遊べるゲームなのでセットでサクッと遊びたい人たちにもおすすめです。
ルールも自由に決めることができるのでセットで遊ぶときに楽しめるルールになっています。
少牌マイティ
最近流行りのルールです。
手牌を1枚減らして12枚で進行するというルール。残りの1枚はオールマイティ牌として扱うため、実質一向聴=テンパイというルールになっています。
一向聴がテンパイなのでゲームスピードはかなり早く、1半荘10分くらいで終わってしまうスピードです。
また一向聴がテンパイなので待ち枚数が平均で10枚以上になったりなど従来の麻雀とは一線を画すルールになっています。
最近は少牌マイティが遊べるフリー雀荘も出てきました。
激しい展開が好きな人にはおすすめのルールです。
三人麻雀と四人麻雀の違いは?~三麻で勝つためのコツ
三人麻雀は四人麻雀とは大きく異る部分もあり、三人麻雀で勝つためには三麻と四麻の違いを抑えておく必要があります。
ここでは簡単に三人麻雀と四人麻雀の違う部分、勝つためのコツを紹介します。
リーチが強い
四人麻雀ではリーチは最強の役であるとして説明されています。
三人麻雀ではただでさえ強いリーチがより強くなっているという特徴があります。
- 有効牌が少なくツモりやすい
- 一発や裏ドラがのりやすい
という要素があるので四人麻雀よりもリーチが強くなっています。
三人麻雀で勝つにはとにかく最速で聴牌してリーチしてツモ!というシンプルな戦術が一番強いですね。
平均打点が高い
三麻は抜きドラを採用することが多いため、平均打点が高くなりやすいという特徴があります。
天鳳/雀魂ルール(ツモ損あり・赤1枚づつ、抜きドラあり)だと放銃したときの満貫以上の割合が約54%と、半分以上が満貫というデータが出ています。
当然ツモられたときの失点も大きいため、基本は攻めてアガることが重要になります。
三人麻雀は攻めが基本、というのも平均打点が高いことが原因というわけですね。
無筋の危険度が高い
三人麻雀はマンズを使わないためスジが四人麻雀よりも少なくなっています。
四人麻雀は18本のスジがありますが、三人麻雀はピンズ・ソウズだけなので12本しかありません。
スジが少ないということは、スジが通れば通るほど、残った無筋の放銃率が高くなりやすいということです。
黒ひげ危機一発の剣を指す穴が少ない、とイメージするとわかりやすいと思います。
上級者ほどスジが今どれくらい通っているか、というスジカウンティングの精度が非常に高いです。
三人麻雀は四人麻雀より押すときのリスクが高いということは頭に入れておきましょう。
押し引きのセンスが求められる
平均打点が高く、無筋の危険度が高くなりやすいということは、押し引きのセンスが四人麻雀以上に求められます。
打点は高くなりやすいので基本は押すことになりますが、押してばっかりいると相手の高打点に放銃してしまい、一瞬で点棒がなくなってしまいます。
かといってベタオリばかりしているとツモでじりじりと点数を削られるので一向に勝てません。
自分の手と相手を見比べて、どこまで押すか、いつ引くか、という押し引きのセンスが三人麻雀で勝つにはとても重要な技術になります。
ルールによって押し引きのバランスも変わるので三人麻雀で勝つには押し引きがとても重要であることは覚えておきましょう。
鳴きが弱い(チーが出来ないということ)
三人麻雀はチーができないので相対的に鳴きが弱くなっています。
ポンは出来ますが、相手の安全牌がなくなりやすく、上手なプレイヤーだと手牌を読まれる恐れがあります。
また上記の通りリーチが強すぎるので四人麻雀と同じ感覚で役牌を鳴いたりするとうまく勝てません。
三人麻雀は門前が基本、迷ったら鳴かない、とおぼえておきましょう。
作りやすい(作りづらい)役がある
三人麻雀はマンズの2~8を使わない、チーが出来ないことで四人麻雀より作りやすい/作りづらい役が出てきます。
三人麻雀で作りづらい役
・タンヤオ
・平和
・チャンタ系
マンズの種類が少ないので四人麻雀ではメインウェポンであるタンヤオが作りづらくなっています。
チーが出来ないのでクイタンでサクッとアガる、という立ち回りも三麻では有効ではありません。
平和もマンズの種類が少なく手牌全体で順子を作りづらいので四麻と比べると出現頻度が低いです。
またチーが無いためチャンタや一気通貫も四麻と比べると作りづらいです。門前で作りやすいですが、鳴いてチャンタだけで相手の手を交わす、といった細かい立ち回りがしづらくなります。
三人麻雀で作りやすい役
・七対子
・一盃口
・三暗刻
・染め手(混一色/清一色)
・役満
マンズが少ないことで牌が縦に重なりやすく、対子や暗刻ができやすいため、七対子や一盃口といった役が作りやすくなっています。(四麻と比べると出現確率は1.5~1.7倍)
またソウズとピンズの二種類しか無いため染め手(ホンイツ/チンイツ)も作りやすくなっています。
特に三麻は七対子が作りやすいというのがポイントです。ドラも重なりやすく打点が作りやすい、安牌を切りながら待ちもロンしやすい待ちに取れるため攻守兼用で使える優秀な役になっています。
忘れがちなのが一盃口、こちらも四麻と比べると作りやすく、いざというときの躱し手にも利用出来ますし、打点アップの種にもなります。いぶし銀的な役回りです。
役満全般も四麻と比べると作りやすくなっていますが、三麻は全体的に打点が高くなりやすいのであまり役満を狙うことはありません。ですが一発逆転を狙いやすい、ということは覚えておいて損は無いですね。
三人麻雀と四人麻雀の違い、勝つためのコツをもっと詳しく知りたいという人は下の記事を御覧ください。
三人麻雀を遊ぶならネット麻雀とフリー雀荘がおすすめ
三人麻雀に興味があるから遊びたい!という人はネット麻雀とフリー雀荘で三人麻雀を打つことが出来ます。
特にネット麻雀は無料ですぐに遊べるので三人麻雀を打ったことが無い人、初心者にもおすすめです。
【無料】三人麻雀が打てるおすすめのネット麻雀
雀魂(じゃんたま)
「アズールレーン」や「ブルーアーカイブ」などのスマホゲームをリリースしている「yostar」の麻雀アプリです。
三人麻雀のプレイヤーも多く、中には麻雀プロやVtuberも遊んでいます。
ドラや待ち牌を教えてくれるなどなど、初心者でも遊びやすい機能がついているので安心して遊べます。
キャラクターを増やしたりするには課金が必要ですが、麻雀を遊ぶだけなら無課金(無料)でOK。
三麻初心者に是非オススメしたい麻雀アプリです!
MJモバイル
MJモバイルは、ゲームセンターで稼働中のMJシリーズのスマホ版です。
MJモバイルもドラや待ち牌を教えてくれるアシスト機能があるので麻雀初心者でも安心して遊べます。
実況や麻雀プロの解説、高い手をアガったときのド派手な演出が対局を盛り上げてくれます。
通常ルール以外にもドラがたくさんあったり、点数が二倍になるルールがある「ギャンブル卓」という熱いルールも遊べちゃいます。
ルールもシンプルなので三人麻雀を始めたい!という人はおすすめです!
天鳳(てんほう)
ネット麻雀では老舗のアプリ「天鳳」。歴史が長いだけあってプレイヤー数もたくさんです。
雀魂やMJモバイルと違って初心者向けのアシスト機能は一切ありません。
またキャラクター要素やガチャ、課金要素も一切なし。集中して麻雀が打てる環境になっています。
最高レベルの鳳凰卓は課金(500円で30日分)が必要になりますが、中級者の卓(特上卓)までは無料で遊べます。
トップレベルのプレイヤーも多く、ガチで三人麻雀を打ちたい!というストイックな人におすすめです!
フリー雀荘で三人麻雀を打とう
三人麻雀も四人麻雀と同じようにフリー雀荘で打つことが出来ます。
関西(大阪)では四人麻雀の雀荘より三人麻雀の雀荘のほうが多いほど、都市部の駅近くならどこでも打てるレベルです。
また最近では関東(東京都内)でも三人麻雀のフリー雀荘が増えつつあります。
三人麻雀を打ったことがない人、四人麻雀は打ってるけど三人麻雀は打ったことがない人は、まず全国チェーン店で打ってみましょう。
ルールもシンプルで、どのお店も共通のルールなので初心者でも安心して遊ぶことが出来ます。
特にマーチャオはお店もきれいで駅からも近く、サービスも豊富なので三人麻雀を打つにはおすすめのチェーン店です。
お店によって様々なルールがあるので腕に自身がある方はぜひいろんなお店に挑戦してみてください!
最後に~三人麻雀は最高に面白い!麻雀初心者でも楽しめる!
麻雀は四人で行うものである、というのが常識で、三麻はメンツが足りないときの補助、という印象が強かったです。
ですが最近はネット麻雀も当たり前のように三麻が採用されていますし、三麻の文化がなかった関東エリアでも三麻専門のフリー雀荘が増えつつあります。
もはや三人麻雀は四麻のおまけ、ではなくメジャーなルールになりつつあります!
- アガリやすく高い手も簡単に狙える!
- 展開がスピーディーなのでサクサク打てる!
- 3人で遊べるのでメンツ集めにも困らない!
筆者ももともと四人麻雀を打っていましたが、三人麻雀にハマってからは四人麻雀が打てない体になってしまいました(笑)
ハマればとことんハマ中毒性の高いゲーム、それが三人麻雀です。
興味を持った方はぜひ三人麻雀を始めてみませんか?
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